神様のりんご

神様のりんご

とりあえずlightロープライスゲーとしては上々。

• さかしき人にみるこころ

二回目プレイ。
やっぱり面白い。
ツンツンクールビューティ亜利美が一重の言葉の魔術に引っかかって、論戦するところ。
論戦しながら笑いあって、恋人同士になっていた。
第一印象は「嫌い」で決められていたけれど、とても“亜利美らしい”理由で一重を嫌っていた部分とか。
恋人同士になるとかなりバカップル化しますけどそれが良かったです。
亜利美可愛い。

• どんちゃんがきゅ〜

「さかしき」のサブヒロイン？のどんちゃんに視点が当たった話。
「さかしき」でもどんちゃんに恋人が出来ていてまじのがしょんぼりするエピソードがあるんだけど、
その肉付けとなるとても仲が良い姉妹だという設定が出来上がってるところがナイス。
ソフトボール大会のお弁当作ったり、餃子作ったり、同じパジャマ着るとかね。
ちゃっかり「さかしき」ではアダルトな会話シーンがあってそこでどんちゃんがきゅ〜と倒れるのだけど、
実際はそうじゃなくて、実は俊夫さんとそう言う関係に為り得てたのかもっ！？となるどんちゃんがすごい可愛い。
きゅ〜ってなった後に、

んもう、ほんとに目が離せない姉なんだからっ

とか。俊夫（彼氏）の元にどういう相手か見に行ったりするんですよ。
みんないいヒト患者というけれど、まじのもそうだと思うんだ。

ううん、私の妹のまじのは、自分の足で立とうとしています。
わたしはまだ「まーちゃん」って呼びたいし、
まーちゃんは、わたしにギュっとされえいたいはずです。
でも、もう「そういう時期」です。
そういうの、を治さなくちゃいけない時期なんです。
わたしはまーちゃんのことを真路乃
って呼ばなくちゃいけません。
まーちゃんはわたしにギュってされてばかりじゃいけません。
自分で立たなくちゃなりません。
（中略）
これが姉妹なんだ…って。
姉妹って、そういうものだって。

また俊夫が可愛いんだよなぁ。

僕たちアホ毛カップルですよね

とかｗ段階踏んで進んでいく姿とか。
とても良いデレデレバカカップルだったと思います。

• まじのコンプレックス

小柄つるぺた毒舌ミリオタシスコン娘。
超シスコン真路乃がどんちゃんファンクラブの会員と仲良くなる！？というのはちょっとびっくり。
刷り込まれた、と言っても良いけれどまじのが、
真剣に恋愛を考えたり、割と前作、前前作ではＫＹな子であったのに対してかなり柔軟で大人な
対応をとっている、というところ。
そんでもって亜美利が歴史オタなら真路乃は軍事オタクなところがまた良い。
『痛みは心の糧だ』、『心の痛みがあるから、人は成長できる』（Good grief)
「さかしき」は半年、「どんきゅ〜」はそのちょっと前、「まじコン」は一年、という時間もあって、イベントはもう少し濃密に出来たと思うんだけど、
シリーズ完結にするにはもったいないかなぁ、と思った。

• 総括

「さかしき」２回目ながらやっぱり読んでいくうちにハマって行って、「どんきゅー」でにやにや、「まじコン」でまじのが成長した部分ににやにや。
裕実の語尾に一々ハートがつくのは微妙だったなー。
勾坂じゃあるまいし。
でもって、「まじコン」に関すると、「さかしき」の焼き直しに見えるんだよね。
亜美利はクーデレといわれているけれどツンデレだと思うわけで。
“紀子”呼ばわりも気になったかな。
一応「さかしき」、「どんきゅ〜」の時間列で見合わせると「紀子お姉ちゃん」って呼ぶってエピソードがあるから尚更。
順番で考えるとやっぱりさかここ＞どんきゅー＞＞＞＞＞まじコン評価になっちゃうんだよねぇ…。
悲しきかな。
どんきゅーは特にキャラクターが多いので、男性にもボイス欲しかったかも。せめて親方。