一生全力モラトリアム

Long long time is ago.

彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女

彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女 (角川ビーンズ文庫)

彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女 (角川ビーンズ文庫)

うーん。
キャラ増えすぎて収集付かなくなってないか?というのが第一印象、結局標家で解決!っていうのは無くないか…というのが大二印象。
でもって劉輝。
大好きだったキャラだっただけに落ちぶれっぷりにイライライラ。
え、結局「秀麗ちゃんの為の王様」?
本当に

霄大師や邵可様がお膳立てしても

そうなんだよなぁ。
一貫性がないというか、双花菖蒲を簡単に贈った軽さも、国史試験にしろ、何もかもに一貫性が無くてイライライライラ。
悠舜を簡単に官僚にした部分も何となくイライラするというか。(今考えると)
邵可自体も「足りないもの」が見つからなければ切り捨てる、ようなことも言っているし本当に劉輝しっかりしろおおおおおおおって言いたくなった。
Wikipediaを読みつつ、「茶朔旬」って鳥の役だっけ、と考えたら子安だった。(鳥の役は克洵)
そういえばそうだ。
旺季さんがアッサリ手の内を晴らす部分にビックリ。
でも迅が標家のことを「知り尽くして」いすぎる部分がまだまだかなーと。
英姫様は死んでしまったのだろうか…。
八卦でなんちゃらかんちゃら、ってなってる時に英姫がーとか言っていたし、それは嫌過ぎ。
まぁなんとか朝廷駄目んず(双花菖蒲)に認定してる楸瑛がかっこよかったのはビックリかな。
でも自分としてはそこが読みたいわけじゃないのよー!って言いたくなった気分なんですけど、藍家勘当話から良いとこ無しの楸瑛だった訳だから、まぁ良いんではないか、と思ったりも。
百合姫&黎深、絳攸(紅家次男坊)が切り札を持ってるっぽい?
うー様もかなりお膳立てしてくれてたのになぁ。
結果的に旺季派だったし、まだ静蘭、劉輝兄弟よりも全王の血の強い人物が居るようだし…。
奇人&柚梨の戸部組も「秀麗の官吏としての部分は認めるけれども、“王には忠誠を誓っていない”」部分があるし、黄州は戦争で儲ける…なんて部分があったから、悪夢の国史組は全員『反朝廷』組なんだろうなー。
紅家がどう動くか、もポイント高いよなー。

紅家の井戸の穴を塞げ

と言われるぐらいだし、一応(百年分っつーのはアレな気も)標家がバックについていても紅家は紅州を守り抜くんじゃないかと思ったり。
一応実権は無いけれど玖狼だって居るんだし。
逃げるか踏ん張るか、死ぬか生きるかの境目だなー。
秀麗と双花菖蒲&燕青ぐらいしか味方居ないんじゃないか?
一応、標家(リオウ君、珠翠、百合姫)はバックについているけれどもさ。
秀麗ちゃんが国のために東奔西走しました、は嫌だぞ…。
勿論大団円で見たいけれど、「国の為の王になる!」と一度は言ったんだからさ、ちゃんとしようぜ…。
※ココに来て霄大師や邵可が静蘭を“立てる”って事は無いよね…?一度は追放されている身だし、弟を切り捨てるような兄ではないとは分かっていても誰が味方で、誰が国家転覆を図っているかなんかわからないし実質かなりの権力を持ってる霄大師や邵可だったら第二公私清苑を立てる、なんてことは無いよね?
静蘭の動きがほぼ無いのが怖いくらい。