一生全力モラトリアム

Long long time is ago.

とらドラ!

とらドラ! Scene4 (通常版) [DVD]

とらドラ! Scene4 (通常版) [DVD]

とらドラ! Scene5(通常版) [DVD]

とらドラ! Scene5(通常版) [DVD]

とらドラ! Scene6(通常版) [DVD]

とらドラ! Scene6(通常版) [DVD]

とらドラ! Scene7 (通常版) [DVD]

とらドラ! Scene7 (通常版) [DVD]

とらドラ! Scene8(通常版) [DVD]

とらドラ! Scene8(通常版) [DVD]

この世界の誰一人、見たことがないものがある。
それは優しくて、とても甘い。
多分、見ることができたなら、誰もがそれを欲しがるはずだ。
だからこそ、世界はそれを隠したのだ。
そう簡単に手に入れられないように。
だけどいつかは、誰かが見つける。
手に入れるべきたった一人が、ちゃんとそれを見つけられる。
世界は、そういう風にできている。

最高に面白かった
季節は夏から秋へと変わり、秋から冬へと…そしてみんなの掴む「未来」ってなんなんだろう、「家族ってなんだろう」、恋愛成就だけが形じゃないよね、って思った。
どのエピソードも最高でした。2-C最高!(春田声で)
夏の亜美ちゃんの別荘での夏休み、秋のすみれ先輩の最後の学園祭、その後の生徒会演説での告白、タイガの討ち入り、クリスマスパーティ、欠けてしまった星、孤独なタイガ、諦めるみのりん、雪山旅行でのみのりんと亜美ちゃんの対決etc…。どの話もホントに人間味溢れ過ぎ。
そして男たちもかっこいい。
クリスマスの日、たとえばみのりんと竜司がくっついていたとしても彼女とはうまくいかなかったと思います。
みのりんは大河の家族を含めて大河の事を一所懸命に庇ってきていたんですから。
だからこそ、亜美ちゃんが

家族ごっこはやめなよ

って言ったんでしょうね。みのりんも竜司も家族ごっこのつもりはなかったけれど結果的に大河を甘やかせてしまっていた。
でも家族ごっこしてあげないといけないぐらい、大河の家族環境は悲惨だった。
それに高校生だったら「未来」なんて分からないよね。
大学生になった今でも「未来」なんかわからない。限りなく不透明。
最後の最後で駆け落ちしようとして、それを了承するみのりんや亜美ちゃん、北村は良くこのわがままに付き合えるな!とすら思えるぐらい優しかった。
そしてやっちゃんとやっちゃん家族の十数年後に渡る時間がかかってしまったけれど和解できて。
若さゆえに暴走しちゃうこともあるけれど、それが後々良かったなぁ、って思ってほしいな、とらドラ!キャラには。
最後にやっぱり亜美ちゃんと竜司の関係をもう少し掘り下げて欲しかったかな。
自販機の隅でジュース飲んでるのが一番素の亜美ちゃんだと思うんですよ。忠告やら含めてね。
亜美ちゃんは「意識していたのだけれど竜司が気づいて傷つけまいと意識しなかった」、なのか「北村、逢坂、櫛枝、高須」の関係ができていたうえで(四角関係)引っ越してきたイレギュラーだからこそ第三者視点で見ていたのかなぁと、それだけは思います。
最後は大河と結婚して(PSPではボテ腹もあるぐらいだし)やっちゃんの望むように大学へ竜司は行くのかな、行ってほしいな。
北村はそれでもすみれ先輩を追っかけるところがすごい良かった。
竹宮ゆゆこ先生と長井龍雪&岡田マリー最高。