シンフォニック＝レイン

OPの岡崎律子さんの歌と時期を考えてプレイ。
また、世間で「鬱ゲー」と呼ばれているのでわくわくしながら、という理由もあるんですよね。

• リセルシア

はじめは孤高の可愛い後輩ポジションなのかと思っていたらまさかのどんでん返しが来て涙が止まらなかったです。
まぁはじめからやる気のないクリスがグラーヴェとリセの関係を知っているとは思わないですけど、まずリセが人を避ける、人が人を避けるあたりも苦しかった。
グラーヴェは…娘が一人家出した辺りで探しに来ないという部分を考えると、やはりリセを愛していなかったのかとかでも思うのですが「リセエンヌ」の歌詞を考えると、

どんな今日だとしても　あたらしい日々が塗り替えてくる　そして明日は希望　夜の空には星がまたたく

希望を持っていたのでは無いんでしょうか…。そうじゃなかったら辛すぎる…。
エスクさん（リセ母）が男を作って逃げたとしても、グラーヴェが孤児院を訪れてリセを見つけるぐらい執着していたのなら、「リセエンヌ」の歌詞を書いたのがグラーヴェならば、リセを愛していたのではないかとも思うんですよ。
恋の歌というだけあって、きっとグラーヴェが「リセエンヌ」を書いた時は恋の幸せが訪れていたのだろうなと思うんですが…。
だからこそ、他の男を作ってリセと自分自身を棄てて行ったエスクが憎すぎてリセに対し偏執的な愛情を向けてしまったのではないかと思うのです。
1/19の「戻ってきてくれ、リセルシア」という言葉は嘘ではないと…思いたい…。
「リセエンヌ」はリセと、エスク、グラーヴェの三人の曲なのではないでしょうかね。
消えていったフォーニと、

クリスは正しいことをしてください。例えどんなことであろうとも。
私は私で、クリスはクリスです。

の手紙

クリス、この間の手紙を読みました。
とりあえず、本当のことを書いてくれてありがとう。それだけです。
もし、クリスがやさしいコトバで嘘をついたら私は馬鹿で、貴方を待ってしまったかもしれません。
これは嫌味でもなくて本当の気持ち。
嘘の優しさは、貴方を相手を傷つけるだけだって、クリスもちゃんと知っていたんだね。
だからこそ、私はクリスとの事をちゃんと受け入れ、手紙を書きました。
別れは辛いことだけど、それもすぐに忘れられるから。
クリスは早く私のことを忘れてください。
私もすぐに、忘れてしまうように努力するから。
あなたはあなたの、正しいことをしてください

これも凄い罪悪感…。勿論「恋人がいる」設定ですから当然アルルートではなければアルを棄てなければならないのはルート上しょうがないのですが…。
最後にリセルシア・ヴェルテンになったのが救いというか、救いと思いたいですね…。
リセとしては、どう思ったのでしょうか。
最後の家族関係の話を知って、それでも父親を愛する気持ちがあったのか、苗字を棄てて恋人の元へ行くほど決別したかったのかが微妙なところなんですよね。
ほぼ植物状態（それは言い過ぎか？）、声帯が壊れるぐらいの事を父親からやられていた訳ですからグラーヴェを恨んでも仕方もないし、それでも孤児院から（フォルテールを使いこなせるという理由は建前と考えて）救いだし、育ててくれたのを考えるとリセは恨むような子じゃないこと思うのですよ…。
しかし、リセバッドエンド（卒業式失敗）の方がまだ救いがあるってどういうことでしょうね。
クリスが本気になって、リセを迎えに行く、その考え方の方がやる気のないクリスを見ていた自分としては応援したくなるんですがね。
描写はしてないんですが、リセがクリスの家に泊まった時、裸ワイシャツシーンが有るですがR18版出してください！オナシャス！！