一生全力モラトリアム

Long long time is ago.

ぼくのたいせつなもの

とりあえずあんこだけ終わらせて、絶賛ちくりん中だったんです…が…。
眼鏡よ、それはないだろうとしょんぼりして、「ぼくのたいせつなもの」だけプレイ。
Karenさんミカミミカせんせ、ヤッホウウウウウ!

いや、ラストにやるべきだったかもしれない「ぼくのたいせつなもの
テーマが重い、重すぎる。
冬木がケミカルで、「僕」を助けるために生きている冬木と僕の関係が切なすぎた。
勿論、自分がケミカルだと知って、(実の母と思っていた)人に裏切られ、友人からも、学園の先生からも「ケミカルだから」と言われて壊れていく姿が悲しすぎ。
初めは父親最低!と思ったけれど、お父さんは無くなった母親の為、主人公が残り少ない命でも必死に守ろうとして「冬木」を作り出した、という意味では悲しすぎる。
一緒に酒を飲んで語り合うシーン良かった。悪役になりきれない悪役だったんだよねぇ。
野和も野和で(純粋に)兄を慕っているのに、兄と冬木がいくら「治療」と称して情事を見たらそりゃあ嫉妬するし、たかが「ケミカルの癖に」と思う理由も分かる。
夢で冬木に思いを告げようとするシーンとラストの「野和の手記」も良かった。
無駄に長くなくて、あっさりしているからこそ良かったのかも。
ロケットの夏」(月面基地前)買って良かったよ。
今度は声有りでもう一回やりたい。

月面基地前プレミアムBOX ロケットの夏編

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