彼女と俺と、恋するリゾート 〜彼女と俺と恋人と。&恋する夏のラストリゾートWファンディスク〜

PULLTOP LATTE『彼女と俺と、恋するリゾート』
ホントは恋する夏のラストリゾートまでクリアする予定だったんですけど出来なかったのでとととのみ。

  • 彼女と俺と恋人と

PULLTOP LATTEデビュー作『彼女と俺と恋人と。』

  • 総評:皆が皆を好きなら複数だって近親だってそれでいい、好きの形はいろいろあるし、幸せならそれでいい。ハーレムイチャラブ抜きゲ。

『美萩野綾乃』が正ヒロインなんですが、アホみたいに浮気等に寛容なのがこのゲームの救いなのでしょうか。
勿論、彼女のルートは誰にも浮気しない「彼女」ルートなのでとにかくダダ甘。とにかくラブラブバカップルえっち。黒髪ロングでエプロン着て三指付いておかえりなさい♪お風呂にする?それともご飯〜♪なんて言っちゃうぐらいあまあまです。とにかく綾乃は遥人に尽くします、事故が云々より前に惚れてたんじゃねぇのかと錯覚するぐらいベタベタ。コンセプトである同棲生活の甘さ、好きである幸せ、イチャラブ、綾乃の交友関係や寮の皆を含めてキャッキャウフフ、ワイワイできる日常ほのぼのゲーという意味では起承転結もないただの『バカップルゲー』です。
ですが、このゲームのもう一方の面白さは『浮気を認めちゃう綾乃の倫理観やそれに綾乃の倫理観に従っちゃう主人公』の側面です。
コンセプトにもありますが、人と違った「好きの形」が現れているのではないかと思うのです。
逆を言えば『浮気を受け入れちゃうヒロイン』故に『浮気をどんどんする主人公』に対し嫌悪感を抱くプレイヤーも一定数居ると思います。
自分の感じとしてはコンセプトである『好き』や『彼女と』『恋人と』新しい幸せの形を見出していくという部分、ライトなハーレムゲーとしては有りです。
ありがちなや『浮気や嫉妬による修羅場』とか存在しない。
私の遥人くんだから手を出したあんたが悪いのよ!みたいなのも無い。
特に怪我をしてずっと世話をして、押しかけてきちゃう綾乃の方が自分的には怖いですね…。

好きって気持ちは大事で、一人の人が他の人を好きになったり、同時に好きになったりすることはあると思う、三角関係でもめるのもしょうがないと思う。
だけど『丸く収まる三角関係』が世の中には有るんじゃないかなと思うんですよ?

「美萩野」家の父親は愛人が何人もいる、という設定故に綾乃や妹の小乃花は一人の男性が複数の女性を愛する事ということは自然な事であり、それが自分の好きな友人や知り合いだった場合逆に嬉しいぐらいの感情で迫ってきますし、それが綾乃という恋人と、もう一人の主人公が愛するヒロインと、一緒の幸せを作り出していくという感じ、良いと思います。
千景ルートではが実は遙人の事好きだったんだ、(お酒の勢いで一線を越えてしまい)綾乃に申し訳ない、と謝罪してくるシーンが存在しますし、つくしの場合やっと遙人の魅力がわかったのね!と綾乃公認状態、小乃香では他のルートで見せない少々の嫉妬心などを見せてくれ逆に綾乃の好感度が上がりました。優子は共通ルートでかなり不憫な思いをさせられるのですが(退院時に彼女ができてるとか退院を教えてくれないとか)複数プレイが多かったヒロインに対し、1対1のエッチシーンが存在してるという意味では若干優遇されてる気はしました。まぁ一番綾乃のライバルだしねぇ。
お兄ちゃんにトイレ付いてもらわないといけない妹すすきちゃんはΦ学生じゃないよね…。トイレトレーニングできてないっぽいから低学○か、それ以下ですよね…。
それにしてもDucaさんの『シアワセ定義』はホントいい曲だよなー。早くアルバムでないですかね。
その他としては、椎名理緒ではないけれどシステムが結構貧弱でした。
画面1/4ぐらいメッセージバーで埋まってしまい、透過率も弄れず、スキップも遅い。(体感)、シーンジャンプも存在しなかったので…。
まぁリリースされたのが2012年なのでしょうがないかなーと思う反面、三本セットの一作として出したわけなので「恋する夏のリゾート」やら「彼女と俺と、恋するリゾート」との比較が気になりました。