人生観に1番影響を与えた美少女(エロゲ)ゲームおしえろ
人生観に1番影響を与えた美少女(エロゲ)ゲームおしえろ
Twitterでも話題になったのですが「美少女ゲーム」と言う媒体ならば
- ギャラクシーエンジェル(無印)〜Eternal Lovers
文句なし。「その道」に入った原因もGAですしね…。
エロゲーならば
かな。C†C、ユメミルクスリ、ショコラNG恋などなどあるんですが、やはり「天使のいない12月」がTopかな。
雪緒の生死感、明日菜さんの孤独、しのぶの「依存」、透子の「必要とされたい気持ちと正反対の自分の姿」、真帆ちゃんの恋に恋する気持ちをぶち壊す姿なんかは素晴らしい。
イルミネーションで浮かれている世間や恋人達をぶった切る、とんでもない「エロゲー」なんですがね。
それは永遠ではなく
真実でなく
ただ、そこにあるだけの想い……
と非常にシンプルでキッツい言葉だと思います。だけれども、何故か共感できる。
木田くんはDQN主人公と忌み嫌われていますが、自分は肯定したいんだよねぇ。擦れちゃう、擦れ過ぎた主人公というか、DQN気取りの等身大の○校生。
次点でユメミルクスリ。今いる世界にサヨナラしようか、出口はあちらと笑う、兎の眼
勿論、いじめを題材としたゲームは少なくはないのですが(というか原案ロミオで無いはずがない)ダイレクトに響きましたねぇ。
特に薬ルートのケットシーネココとか。生きてる今さえ幸せなら良いんだよ!ってこれも訴えてる。
狂人で狂っているけれど、誰かと幸せを分かち合う、幸せを望むのがC†Cならばこれは真反対というか反対側に位置するゲームな気がしました。当時はね。
後、なんで天いながトップでユメミルクスリが二位かというとユメミルクスリはEDがはっきり「幸せが見える」EDだからだと思います。
逆を言えば天いなは「幸せに見えるけれども幸せにはなれない」という部分が好きなんだろうなぁ。
しのぶは大好きだけれど絶対思いは通じていない、通じない。透子はゆきずりの関係でゆきずりのままだったけれど、それでもこいつは幸せになれる、かもしれない。
雪緒は「生きている」感覚を味わっている幸せに知り合いだけれども、ただ雪緒にとっては「SEXなんか生殖器官をくっつけるだけ」、「誰でもいい」。飛び降りたけど自分の足が竦んだというのが「完璧かつ美しい雪緒」様なのに、考えられないミス。そこが人間臭くて好きなんですよね。
NG恋はみんな駄目でも、幸せになれる場所がそこにある。
一番好きなのは姫ルートなんですが「大学生感覚で社会人やるな」と一喝する理くんが大人すぎてカッコいいし、駄目。
ショコラも、ずっと好きだった二人をずっと見ていて、駆け落ち同然までいけたのに自分のせいで香奈子さんと大介の恋を邪魔してしまった、でも大介には真っ当に卒業して欲しい、という凄いジレンマを抱えつつ働いてる翠が好きですねぇ。
そして、真奈井美里。
「働くって何」、「恋って何」、「生きるって何」って何一つ知らない子だったのにそれを教えていく大介がカッコいいこと、そして働く難しさを学びつつ真っ当に頑張る美里ちゃんの健気な姿が素晴らしく可愛かったし感動しましたねぇ。
天いな、ショコラ、ユメミルクスリかなー。難しい!